投稿者: 常任幹事 川村 大輔
2013-12-28
私の手元に弁護士・社会保険労務士と載った名刺があります。平成25年11月28日18時30分から駿河台記念館にて行われた法曹会との交流会でお会いした先生から頂いたものです。法曹会から12名、当会からは16名が参加し、大いに交流を深めました。
先の先生は労務関係の手続もご担当しており、関係行政庁との打ち合わせでは社労士登録を求められるために両資格を併記したとのことでした。
これは私たち行政書士にとって重要な示唆だと思いました。すなわち、このことを行政書士に引き直せば、弁護士であっても許認可申請業務を手がけるには行政書士登録が必要ということです。先般、法務省が進めている日本法令外国語訳では「行政書士=Certified Administrative Procedures Legal Specialist」と表記するようになりました。直訳すれば「公認行政手続法令専門家」となり、行政書士が社会から求められている「姿」を改めて自覚しました。今後もこうした交流の場で自らの立ち位置を確認し、そして積極的に連携できればと思っております。
お忙しい中、交流会を企画運営してくださった諸先生方に心より感謝を申し上げます。