2012-06-03
東日本大震災において被害を受けられた方々には、心からお見舞いを申し上げますと共に、一日も早く元の生活に戻られますことをお祈り申し上げます。
このたびの大震災はまさに自然の恐ろしさを知らされたことでした。日本の優秀な科学者を含め誰もがこの怖さを予想していたでしょうか。
未曾有の大災害(福島の東京電力発電所の事故も含め)により、日本は政治、経済、社会は勿論、国際関係においても大打撃を受け、今や大パニック状態にあることは否めませんが、国民は英気と勇気をもって日本再生に立ち上がらなければなりません。
戦後全国各地が被爆され、焦土化した我が国土は、国民の優れたる能力と努力で見事に回復させ、且つ日本を世界第二位の経済国にまで繁栄させました。
日本国民の優秀さは世界が認め、注目しております。この最大の困難を国民の叡知と努力で解決させ、さらに発展させなければなりません。この意味で日本人は再出発のときであります。
さて、我が会は昨年の誕生祝賀会を皮切りに実務研修会、特別講演会を開催し、今年2月には支部誕生と行政書士法施行60周年を記念して、社会貢献活動の一端として国民の危機意識を高めるべく、全国の一般の方々にも声をかけ、「新たな危機時代を迎えて・・・」と題して佐々淳行先生による大講演会を開催し、全国の方々から反響を呼び起こしました。思えば忙しい一年でした。
今年はこのたびの大震災で出鼻を挫かれた格好ですが、元気を取り戻し、会員のための事業活動を行って参ります。
このため来る6月25日(土)に中央大学駿河台記念館において平成23年度の定時総会を開催します。22年度の活動の結果と新年度の事業計画等につき充分なご審議をいただきたく存じます。加えて、この定時総会において会長以下のすべての役員の改選が行われます。会発展のためご尽力いただける方々のご推薦を事務局までご一報下さいますようお願い申し上げます。
大地震、大津波そして原子力発電所事故に打ちのめされた国民生活、破壊された国土といち早く復興させるため、新しい日本の再建のため邁進しなければなりません。我が会も微力ながら手助けの一端を担えるよう会員の皆様方のご協力のもとに頑張って参ります。よろしくご支援のほどお願い申し上げます。
最後になりましたが、各位の益々のご健勝、ご繁栄を心からお祈り申し上げます。