投稿者: 常任幹事 吉尾一朗
2012-11-21
平成24年10月18日、中央大学駿河台記念館において、中央大学学員会支部である法曹会と行政書士白門会の第1 回交流会が行われました。
双方の正副会長等各5名と30~40歳代の常任幹事を中心に10名程度(合計30名弱)が出席した今回の交流会 は、第1部(意見交換会)と第2部(懇親会)の二部構成とし、法曹会の小野田朋恵先生に進行役をお務めいただいて、18時30分から開始い たしました。
第1部では、1時間程度の時間をとり、各々の出席者の自己紹介につづき、今後の交流のあり方に関し、意見交換が 行われました。法曹会では、おもに比較的若年の会員が将来の業務環境を整えていく手助けをする意味から、他士業との交流に関して委員会を 設け、公認会計士会や司法書士白門会などの団体とも既に交流を開始し又は開始する予定であるそうです。この意見交換会においては、職種 は異なっても同じ中央大学の出身者であるという「同窓に対するおもい」を大切にしていきたい、という意見や、各会合同で年間を通し継続的な勉 強会を開き、その成果を「報告書」など対外的に閲覧可能な文書の形でまとめていくという、中央大学出身の士業集団から社会に対し専門的知 見を発信する場を創りだす試みへ向け、法曹会と当会の間から調整を始めてはどうか、という趣旨の意見が出されました。
第2部の懇親会、その後の有志による二次会は、想像以上の盛会となり、法曹会の林勘市先生のお言葉をお借りす れば「互いにネクタイを緩め」、今後の交流を深めていくための下地をつくる時間となったと思います。
今回の交流会が実現するまでには、法曹会のなかでも特に大谷隼夫先生、林勘市先生、小野田朋恵先生に大変な ご尽力をいただきました。次回(実施は未定ですが。)は是非、当会が運営の労をとり、継続的な交流へつなげていくことができればよいと思っていま す。
中央大学出身者による職域等団体相互が、今後も長く良好な関係を築いていくためには、各々の会員が日常行って いる業務の内容について、より具体的に知り合う機会を増やしていくことが必要であることは言うまでもありませんが、合同の勉強会などがもし実現 すれば、そのための良い触媒となっていくのではないかと期待しています。そのような交流がアルコールと相乗効果を生むためにも、われわれ行政書 士白門会の会員が(まずは誰より私が)、行政書士独自の職能をより洗練し、社会制度に対しても、人というものに対しても、その見識を高めてい く努力を怠ってはいけないと、自戒の念をつよく致しました。